【米ターゲット】クリスマス商戦好調で増収増益に、10年1月期
米ディスカウントストア2位のターゲットが発表した2010年1月期決算は、クリスマス商戦が予想を上回る結果となったことから売上高(クレジットカード収入を除く)が前期比0.9%増の634億ドル、営業利益が6.2%増の46億ドルと増収増益となった。
クリスマス商戦に当たる第4四半期(09年11月~10年1月)だけで見てみると、売上高は3.7%増の197億ドル、営業利益は40.1%増の16億ドルだった。営業利益が大幅に伸びたのは既存店が0.6%の増収となったことと、値下げ販売が減って粗利益率が29.1%と前年同期に比べて1.8ポイント改善したことなどが要因。
同社の会長兼社長兼CEO(最高経営責任者)のグレッグ・スタインハーフェル氏によれば、景気の回復傾向と食品の品揃え強化によって2010年は客数、売上高とも上昇すると同社では見込んでいる。