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【セブン&アイ】アインファーマシーズと合弁でドラッグストア運営会社

 セブン&アイ・ホールディングスは、調剤薬局最大手アインファーマシーズ(札幌市)と合弁で、ドラッグストアの運営会社を設立する。セブン&アイグループが経営するショッピングセンターやスーパーの店舗内、あるいはそれら店舗と併設する形でドラッグストアを出店し、ドラッグストア単独での出店も行う。また、医薬品のプライベート・ブランドの開発も手がける。

 新会社の設立は5月下旬、資本金は明らかにしていないが、イトーヨーカ堂が50%、アインが30%とセブン&アイとセブン-イレブン・ジャパンが10%ずつを出資する。

 セブン&アイとアインは昨年8月、資本業務提携を結び、セブン&アイはアインに7.8%を出資する第4位株主となった。今年6月に予定される改正薬事法の施行を受け、スーパーやコンビニエンスストア業界などでも医薬品販売への参入が活発化しそうで、セブン&アイグループも新会社を軸にしてドラッグストア事業を強化する。