ファミマ、手巻おむすびの包材の一部をバイオ素材に変更、年間約7トンのプラ削減
ファミリーマートは4月5日から、手巻おむすびの包材フィルムの一部をバイオ素材を使用したものに変更し、東北、関東、中部、北陸の店舗から順次導入する。これにより、年間約7トンの石油系プラスチックの削減が見込まれる。
「味付海苔 たまごかけごはん風」(税別121円)など手巻きおむすびの全商品で、原料として植物などの再生可能な有機資源を使用したバイオポリプロピレン(PP)製のフィルムを一部使用する。
ファミマでは今後も、バイオPPを使用したフィルムを他の商品に広げるなど、環境配慮型素材の使用を進めていく。同社は中長期目標「ファミマecoビジョン2050」として、温室効果ガス削減、プラスチック対策、食品ロスの削減の3つのテーマで数値目標を設定している。プラスチック対策では、環境配慮型素材の使用割合を2030年に60%、50年に100%とする目標だ。