ダイユーエイトは、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い、損害賠償金1億8100万円を特別利益として2014年2月期第3四半期会計期間に計上した。内訳は、避難区域内店舗が被った損害賠償について、営業損害として3700万円、避難区域内店舗の固定資産の一部(償却資産)として1億4400万円。第3四半期累計期間での損害賠償金は、累計2億5700万円となった。第3四半期決算(連結)における当期純利益は、6億6300万円となった。
売上高は、新店効果もあり4.6%増の301億円となったが、営業利益は販売広告費が前年に比べ増加していること、と新規出店と既存店改装に伴う費用負担の増加により、20.4%減の7億円にとどまった。
ホームセンター事業の売上高は、2.6%増の247億円。営業休止店舗を除く既存店ベースで客数は0.4%減少したものの、客単価が0.7%増加したことから、既存店売上高は0.2%増加した。
通期では、売上高420億円(5.2%増)、営業利益13億円(3.5%増)、経常利益13億円(1.5%増)、当期純利益7億円(12.3%増)を見込む。