コープさっぽろ 北海道コングロマリット戦略!
店舗・宅配・物流・配食・食品製造・医療連携…
人口減がいち早く進み、日本の“課題先進地”ともいわれる北海道において、独自路線で成長を遂げている組織がある。生活協同組合コープさっぽろ(大見英明理事長)だ。経営再建を経て、完全自前の物流網を構築するなど、道内で確固たる競争優位性を構築し、現在では店舗や宅配事業を軸に事業領域を広げ、35の関連会社が集まるコングロマリット組織に発展。さらには注目の新規事業も始動している。そんな業界注目の組織、コープさっぽろの強さの秘訣を明らかにする。