米7-イレブン、スマホを使ったセルフ決済を3000店舗に拡大、22年末まで全店に
セブン&アイ・ホールディングス傘下の米コンビニエンスストア大手7-イレブンは7月13日、スマートフォン(スマホ)を使ったセルフ決済サービス「モバイル・チェックアウト」を3000店舗に拡大したと発表した。
同サービスはこれまで500店舗で導入していたが、新たに2500店舗で使えるようになった。2022年末までには全店に広げる予定だ。
スマホに7-イレブン公式アプリをダウンロードし、会員プログラム「7リワーズ(Rewards)」に登録した上で、画画面の「モバイル・チェックアウト」をタップすると使えるようになる。7リワーズは約5000万人の会員がいる。
利用者は商品のバーコードをスマホのカメラで読み取り、登録したクレジットカードかデビットカード、または「アップルペイ」「グーグルペイ」「7-イレブン ウォレット」のいずれかで代金を支払う。店舗を出る前に確認ステーションのQRコードを読み取るか、アプリ画面を店舗従業員に見せて、支払い済みであることを確認する。
モバイル・チェックアウトはバーコードが付いたほとんどの商品で使えるが、年齢確認が必要なアルコール類やたばこ、宝くじなどの商品はレジで支払う。
7-イレブンは5月、米石油精製大手マラソン・ペトロリアムのコンビニ事業「スピードウェイ」の買収手続きを完了したことから、北米での店舗数は約4000店舗増えて約1万4000店舗となっている。