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イオンリテール、「レジゴー」アプリの配信開始、非接触会計を強化

イオンリテールの「レジゴー」アプリ
これまでは店頭で専用スマートフォンを貸し出していたが、利用者が自分のスマホでレジゴーを使えるようになる

 イオンリテールは4月22日、レジに並ばずに会計を済ませられる「レジゴー」のスマートフォン(スマホ)アプリの配信を始める。iOS版の配信からスタートし、アンドロイド(Android)版は5月下旬からの配信を予定する。

 レジゴーはスマホのカメラで商品のバーコードを読み取り、専用レジで支払いを済ませる仕組み。2019年に千葉市内の2店舗で運用を始め、20年3月から約20店舗に広げるなど、導入店舗を拡大している。これまでは、利用者に専用のスマホを貸し出していたが、アプリをダウンロードすれば自分のスマホでレジゴーを使えるようになる。

 専用アプリの配信開始に合わせて、専用レジの操作パネルは画面に触れずに指を近づけるだけで操作できる非接触型のパネルに順次切り替える。

 また、会計済みであることを確認するための「レジゴーゲート」も順次導入を広げていく。これまでは会計後に従業員が専用スマホを預かって会計完了を確認していたが、レジゴーゲートに端末をかざすだけで完了が確認できるようになる。レジゴーゲートは15店舗(4月16日時点)に導入しているが、4月末までにはレジゴーを運用している計32店舗(同)に設置する予定だ。