EC事業の商品開発が容易に!SNIFFといつも.が組んだOEM支援の全貌とは
100万社超から3万社の工場を厳選
いつも.SNIFFでは、中国の工場にOEM・ODMによる日本市場向けの商品製造を安心して託せる仕組みを構築している。アリババグループの1688.comには提携サプライヤーが100万社超あるが、石橋氏は「その中から、日本で求められるクオリティを担保できる3万社の工場を厳選している」と話す。さらには「現地に専属の買付担当が約200名いて、お客さまと1688.comの両方と打ち合わせしたうえで、希望の品質、ロット数、原価に合う2~3社の工場を絞り込んで提案する。日本の市場で求められる商品の品質と中国の工場で製造される商品の品質のギャップを埋められ、かなり高い精度でお客様のニーズにお応えできる」と自信を見せる。
製造可能な商品は、アパレル、アクセサリー、雑貨、家電、インテリア、家具、スポーツ用品、キッチン用品、工具、建材、その他。食品や薬機法に触れるものは除かれるが、まさに多種多様だ。1688.comで40億SKU超の商品を取り扱う中から、日本市場向けには1億SKUを考えているという。これから提供予定のビッグデータを活用したトレンド予測やリサーチ、デザイン支援のサービスでは「プロダクトデザインの段階からクリエイティブをサポートする体制も構築中だ」(石橋氏)というから、オリジナル商品をゼロから作りたい相談も受け入れられるようになりそうだ。なお、人気ライフスタイルブランドやファッションSPA大手での実績がある顔ぶれも、ブレーンとして加わっている。