ローソンが徳島県でセルフレジの運用実験、9月末までに全店での運用開始目指す
ローソンは7月2日、徳島県内でセルフレジの運用実験を始めた。買物客がレジで商品のバーコードを読み取り、クレジットカードや電子マネー、スマートフォンアプリを使ったバーコード決済など現金以外の手段で支払う。レジ待ち時間の解消につなげると共に、省人化によって店舗の人手不足に対応する。
ローソンが2019年2月末までに全店導入を完了した新型POSレジは、買物客がレジ操作を行う「セルフモード」に切り替えることができる。これまで約50店舗で運用実験を行ってきたが、今回は徳島県内の一部店舗を除く138店舗で一斉に運用実験を始めた。
実験結果をもとに運用方法や運用時間を検証し、19年9月末までに全店舗での運用開始を目指す。
実験期間は7月29日までの4週間を予定する。実験期間中にセルフレジを利用した買物客には、通常の買物ポイントに加えて、100円に付き2ポイントを加算する(対象はPonta会員とdポイント会員)。