クリエイトSD

小商圏・高来店頻度事業モデルを推進

 クリエイトSDホールディングスの2024年5月期末時点の店舗数はドラッグストア(DgS)752店舗(うち調剤併設380)、調剤専門薬局3 8 店舗、食品スーパー( S M )・生鮮専門店6店舗、DgS複合の生鮮食品専門店3店舗、有料老人ホーム2施設、デイサービスセンター37施設である。

 中期経営計画(3カ年)の最終年である25年5月期の目標は売上高4576億円、経常利益率4.9%、店舗数832店舗、調剤併設率53.2%。長期の計画として、28年5月期に売上高5500億円、経常利益率5.0%、店舗数950店舗、調剤併設率65.0%をめざしている。

 出店戦略では、関東・東海の人口増加エリアに集中出店し、かつ多様な出店形態によるドミナント深耕を図る。小商圏・高来店頻度事業モデルを確立させ、かつ「利便性」と「専門性」を強化する。利便性では、コンセッショナリー業態出店(子会社SM・地場SMや生鮮専門店とのコラボ出店)の推進や品揃え拡充(食品取扱強化、プライベートブランド〈PB〉の新規開発・リニューアル)に取り組む。専門性強化では、調剤薬局の併設(24年5月期末:併設率50.5%)と調剤薬局のドミナント化を推進する。25年5月期はDgS部門にてEDLP(エブリデイ・ロー・プライス)施策の継続推進、売場における粗利ミックスと売り方の工夫による粗利益高確保、PB商品の新規開発とリニューアルによって客数・買上点数増とともに粗利益率をコントロール。調剤薬局部門では調剤併設推進とかかりつけ機能強化による応需枚数増加に取り組む。販売費及び一般管理費抑制策としては、人員の適正配置および人時コントロールの推進、太陽光発電設備導入による光熱費抑制、物流センターの新設・再配置による物流効率改善に取り組む計画だ。

代表取締役社長 : 廣瀬泰三

売上高売上高
総利益率
売上高
営業利益率
売上高
販管費率
売上高
経常利益率
売上高
当期純利益率
380,963百万円27%4.9%22%5%3.3%

決算期:2023年5月 / 連結

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