フジがイオングループのSCに初出店、食品スーパー「フジ四国中央店」
中四国が地盤のフジは9月18日、愛媛県四国中央市のショッピングセンター(SC)「イオンタウン川之江」に食品スーパー「フジ四国中央店」を出店する。フジはイオンと資本業務提携しており、イオン傘下のマックスバリュ西日本と経営統合することを先ごろ公表したが、イオングループのSCに出店するのは今回が初めて。
イオンタウン川之江は1999年に「ジャスコ川之江SC」として開業、その後、イオンタウン川之江に名称変更した。今回はリニューアルに伴い、フジのほかドラッグストアの「ウエルシア」、靴専門店「つるや」など11店舗が新たに出店する。眼鏡専門店の「眼鏡市場」や100円ショップ「ダイソー」などの既存店も改装を行う。
フジ四国中央店の店舗面積は1650平方メートル。産地直送の野菜や卵、お茶、干物、ジュースなどを市場形式で販売する「エフ・マルシェ」を導入、精肉や鮮魚のコーナーでも地場商品の品揃えを充実させる。生鮮の各コーナーにはオープンキッチンを設置し、下ごしらえや料理方法などの相談に応じる。
フジ四国中央店の出店に伴う投資額は約3億5000万円、年商は12億7000万円を見込む。営業時間は午前9時から午後10時まで。