さとうの新店フレッシュバザール亀岡千代川店 最新売場づくり徹底解説!

森本 守人 (サテライトスコープ代表)
Pocket

フレッシュバザール亀岡千代川店

フレッシュバザール 亀岡千代川店

〒621-0043 京都府亀岡市千代川町小林北ン田44
電話:0771-22-1000
JR山陰本線「千代川」駅より約徒歩10分

見どころ
▶大型什器で展開する自社加工の冷凍牛肉コーナー
▶水揚げ当日に販売する北近畿の鮮魚
▶独自ブランドのパン「パンクック」

フレッシュバザール亀岡千代川店 伊東憲一郎店長
伊東憲一郎店長
「商品のよさ、価格をともに訴求し、お客さまからの強い支持を得られるように努力します」

 さとう(京都府/佐藤総二郎社長)は4月22日、京都府亀岡市に食品スーパー(SM)「フレッシュバザール亀岡千代川店」(以下、亀岡千代川店)をオープンした。この出店により同社のSM店舗数は亀岡市内で2店、全社で67店となった。

 亀岡千代川店は、JR山陰本線「千代川」駅から南南西約800mに位置する。国道9号線に面し、クルマでのアクセスは良好だ。周辺は住宅の建設が進み今後も人口増加が期待できる好立地だ。

 広域からの集客を見込み、店舗からクルマで約15分圏を基本商圏に設定する。商圏内には2万940世帯/5万4707人が居住している。

 競合店としては、半径約1㎞圏内に、亀岡市に本部を構えるマツモト(松本隆文社長)のSM「スーパーマツモト」が2店舗ある。地元で強い支持を得る同社店舗の間に新店を投じた格好だ。

 さとうが亀岡市に出店するのは1994年に開業した「亀岡大井店」以来、実に27年ぶりだ。同市および南丹市の「亀岡・南丹」エリアはこれまで店数を増やせておらず、今回の出店を今後のドミナント強化の起点としたい考えだ。

 亀岡千代川店の売場面積は1526㎡。さとうの標準フォーマットである300坪よりも大型だ。2018年10月にオープンし、業績が好調に推移する「城陽寺田店」(京都府城陽市)と同規模サイズの店とした。通常より広い売場面積を生かし、

続きを読むには…

この記事はDCSオンライン+会員限定です。
会員登録後、DCSオンライン+を契約いただくと読むことができます。

DCSオンライン+会員の方はログインしてから閲覧ください。

1 2

記事執筆者

森本 守人 / サテライトスコープ代表

 京都市出身。大手食品メーカーの営業マンとして社会人デビューを果たした後、パン職人、ミュージシャン、会社役員などを経てフリーの文筆家となる。「競争力を生む戦略、組織」をテーマに、流通、製造など、おもにビジネス分野を取材。文筆業以外では政府公認カメラマンとしてゴルバチョフ氏を撮影する。サテライトスコープ代表。「当コーナーは、京都の魅力を体験型レポートで発信します」。

さとう(フレッシュバザール)の記事ランキング

関連記事ランキング

関連キーワードの記事を探す

© 2024 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態