アインHD、新潟の調剤薬局2社を買収、56店舗を取得
調剤薬局最大手のアインホールディングス(HD、札幌市)は、新潟県を地盤とするコム・メディカル(三条市)とABCファーマシー(長岡市)の2社を買収することを決めた。両社は経営者が同じで、新潟県を中心に群馬・山形・富山・埼玉・千葉・福島の各県と東京都で計56店舗の調剤薬局を展開している。
両社の個人株主から全株式を取得して完全子会社化する。株式の譲渡手続きは9月28日に完了の予定。取得価格は非公表。
買収する2社の2017年12月期の売上高は、コム・メディカルが79億円、ABCファーマシーが2億円。
アインHDは19年4月期の連結決算で、売上高2728億円(前期比1.7%増)、営業利益175億円(10.8%減)を見込んでいるが、今回の買収による連結業績への影響は軽微としている。