Uber Eats Japan 中川代表に聞く、コロナ特需後の成長戦略と展望
フードデリバリー市場の成長が鈍化傾向にある中、Uber Eats Japanは2年連続で売上高2桁成長を記録し、安定的に黒字化を達成しています。中川代表は、「コロナ後にプレーヤーの淘汰があったものの、今後5～10年はまだまだ市場拡大がねらえるフェーズだと見ています」と語り、さらなる成長に自信を見せています。
料理だけでなく、コンビニやスーパーの日用品、食料品へと利用シーンを広げ、「Anywhere（どこでも）」「Anything（なんでも）」「Affordable（手頃に）」の3つの“A”を軸に事業を拡大。配達パートナーがピッキングまで代行する「PPP」や、サブスクリプションプログラム「Uber One」など、利用者の利便性と加盟店の負担軽減を両立させる独自の戦略とは？ 「社会インフラ化」を目指すUber Eats Japanの全貌に迫ります。
聞き手
1987年石川県生まれ・東京都育ち。上智大学外国語学部（スペイン語専攻）卒業後、運輸・交通系の出版社を経て2015年ダイヤモンド・フリードマン社（現 ダイヤモンド・リテイルメディア）入社。編集記者、副編集長を経て25年4月より雑誌ダイヤモンド・チェーンストアおよびダイヤモンド・チェーンストアオンライン編集長。
これまで、企業特集（トライアルカンパニー、大創産業、クスリのアオキ、万代など）、エリア調査・ストアコンパリゾン、ドラッグストアの食品戦略、海外小売市場などを主に担当。好きな食べ物はケバブとスペイン料理。趣味は無計画な旅行とサウナ。最近は年齢相応（？）にランニングにハマり、フルマラソンも完走。
構成
米国MBA 取得後、スタートアップの支援や経営戦略の立案などの実務経験を経て、2008年、ジャーナリストに転身。食を取り巻く技術革新や次世代ビジネスの動向をグローバルな視点で追う。
大手小売との提携で進める、Uber Eatsの日本市場攻略戦略とは