北雄ラッキー、本決算は減収・大幅減益


北雄ラッキー

 北雄ラッキー(北海道)が4月11日に発表した2025年2月期決算(非連結2024年3月1日~2025年2月28日)は、売上高が前期比2.7%減の369億1,200万円、営業利益が52.3%減の2億4,300万円、経常利益が61.7%減の2億500万円、純利益が53.5%減の1億4,200万円となり、減収・大幅減益の決算となった。

 財政状態については、総資産は181億7,500万円、純資産は57億1,500万円、自己資本比率は0.1ポイント改善して31.4%とした。

 当事業年度は、売上高が前期に比べて10億600万円減少したことから、売上総利益が5億5,600万円減少し、売上総利益率も0.7ポイント減らして27.5%に低下。不動産賃貸収入を加えた営業総利益は5億6,300万円減少した。

 販管費については、減価償却費が1億2,100万円増加した一方、給料・手当が1億3,500万円減少、賞与引当金繰入額が3,100万円減少、雑給が7,300万円減少、地代家賃が1億2,000万円減少し、合計で2億9,600万円減少したが、営業総利益減少分をカバーするまでには至らなかった。

 設備投資では、「ラッキーマート白老店」、「ラッキーマート南幌店」を新装開店し、「ラッキー岩内店」の店舗改装を実施。期末の店舗数は33店舗となった。

 2026年2月期の業績については、売上高で2.7%増の379億円、営業利益で75.7%増の4億2,700万円、経常利益で95.1%増の4億円を計画。大幅な利益の回復を見込んだ。

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