24年10~12月期GDP、年1.1%増=設備投資好調で―民間予測

民間シンクタンク10社による2024年10~12月期実質GDP(国内総生産)速報値の予測が31日、出そろった。10社平均は前期比0.3%増、この成長ペースが1年続いた場合の年率換算では1.1%増。3四半期連続プラスの見込みで、「設備投資が底堅く増加し、全体を押し上げる。
景気の緩やかな持ち直しが続いていることが示されるだろう」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング主席研究員の小林真一郎氏)とされる。
内訳は、個人消費が前期比0.2%減と3四半期ぶりのマイナス。24年7~9月期に台風などの影響で備蓄需要が増加した反動が出る。野菜やコメなどの価格高騰も押し下げ要因となる。一方、設備投資は1.2%増。機械への投資が伸びそうだ。
輸出はインバウンド(訪日客)消費の押し上げで0.8%増。輸入は円安や物価上昇の影響で、原油などエネルギー関連が減少し、1.1%減の見込みとなった。GDP速報値は2月17日に内閣府が発表する。





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