11月のスーパー売上高、3.5%増=野菜高騰、2カ月ぶりプラス
日本チェーンストア協会が24日発表した11月の全国スーパー売上高は総額1兆666億円だった。既存店ベースで前年同月比3.5%増と、2カ月ぶりにプラスに転じた。買い上げ点数は減少したが、野菜など農産品の相場高やメーカーの値上げに伴う店頭価格の上昇が販売額を押し上げた。
全体の約7割を占める食料品は5.0%増。野菜やコメの値上がりが影響した。住居関連品は7.6%増。節約志向から省エネ家電への買い替えが進み、冷蔵庫や洗濯機、照明器具などの売れ行きが良かった。衣料品は秋冬物の動きが鈍く、0.2%増にとどまった。