近鉄百貨店、奈良店を改装、中川政七商店が関西最大規模の店舗

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近鉄百貨店は3月15日、奈良店(奈良市)を改装オープンする。

 

 近鉄百貨店は3月15日、奈良店(奈良市)を改装オープンする。生活雑貨の中川政七商店(同)が、46.33坪(約153平方メートル)の関西最大規模の店舗を出店する。

 中川政七商店は日本の工芸技術を生かした生活雑貨や衣料品などを企画販売しており、近鉄百貨店奈良店では生活雑貨や一刀彫り、赤膚焼などの伝統工芸品、奈良県吉野町の堀内果樹園のドライフルーツやジャムなどを販売する。

 同店の出店により、中川政七商店の直営店は55店舗(うち「中川政七商店」ブランドでの出店は39店舗)となる。

 このほか、3月15日には5階にブックディレクターの幅充孝氏が奈良をテーマに選んだ書籍20冊を並べる「大和路20冊のほんや」を併設した「タリーズコーヒー」がオープン、東急ハンズも改装オープンする。4月1日には6階に地域コミュニティづくりと子育てファミリーの来店促進を目的として奈良市が運営する「つどいの広場」と、絵本を置いたイベントスペース「ベビーガーデン」を開設する。

 先行して地下1階の食品フロアでは2月27日、座席数約40席のイートインコーナーをオープンしている。

 

中川政七商店 イメージ
中川政七商店は日本の工芸技術を生かした生活雑貨や衣料品などを企画販売している

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