12月のスーパー販売額は前年比0.7%減=日本チェーンストア協会
日本チェーンストア協会(JCA)が発表した全国スーパー(加盟58社)の2018年12月の売上高は1兆2941億円で、既存店ベースでは前年同月比0.7%減だった。食料品は農産品が相場安の影響で苦戦、衣料品は月前半の気温が高めだったため季節商品を中心に動きが鈍かった。
商品部門別の既存店売上高は、食料品が0.8%減、衣料品が4.7%減、住居関連商品は家具・インテリアの売れ行きがよく1.0%増となった。
主な企業別の既存店売上高は、イオンリテールが1.0%減、イトーヨーカ堂が0.9%減、イズミが0.7%減でいずれも3ヵ月連続のマイナス、ユニーは0.2%増で2ヵ月ぶりのプラスだった。
一方、JCAが発表した18年通年の売上高は12兆9883億円で、全店ベースでは前年比0.5%増、既存店ベースでは0.2%のマイナスだった。全店売上高は3年ぶりのプラスとなったものの、既存店は3年連続の前年割れだった。
※内容を追加・修正しました。