「オーガニックの壁を壊す」(ビオセボン・ジャポン 土屋美津子社長)
イオンが日本のオーガニック市場拡大に向けて動き出している。
今月13日には、仏でオーガニック専門SM「ビオセボン」を展開する
Bio c’ Bon SAS社への出資を発表。
本国の商品開発力や店舗運営のノウハウを取り入れつつ、
日本での「ビオセボン」の出店を加速し
2020年までに国内数十店舗体制の構築をめざしている。
ビオセボン・ジャポンの土屋美津子社長は
日本での店づくりのうえで重要なのは
「オーガニック(に対する心)の壁を壊す」ことだと言う。
「オーガニック」という専門性を打ち出すのではなく
一般的なSMのような雰囲気の店づくりを実践するほか
生産者を開拓し青果の取り扱いを拡充してふだん使いの店をめざす。
そうすることで、利用者を増やしたい考えだ。
2020年、世界中の人々が集まる東京五輪に向けて
拡大が見込まれる日本のオーガニック市場。
イオンがいかに市場拡大をけん引できるか、注目だ。
(大宮)