住商、台湾の食品スーパー「シンプルマート」を持ち分適用会社に

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 住友商事は5月14日、台湾のスーパーマーケット(SM)大手「シンプルマート(Simple Mart)」(会社名は三商家購)に出資すると発表した。グループのSM企業サミット(東京都杉並区)やドラッグストアのトモズ(東京都文京区)など小売事業で培ったノウハウを生かして、台湾におけるシンプルマートの事業拡大を支援する。

 三商家購の親会社、三商投資ホールディングス(控股)から株式を取得し、三商家購を持分法適用関連会社にする。シンプルマートは台湾北部を中心に627店舗(4月末時点)を展開しており、店舗数では台湾のSMチェーンで第2位。

 住友商事によれば、台湾のSM業態の売り上げ規模は2016年時点で11年に比べて約1.5倍に拡大するなど、食品小売業のなかでもとくに成長が著しい。

 住友商事と三商投資控股は12年からドラッグストア「トモズ」を台湾で共同運営しており、店舗数は38店舗(4月末時点)となっている。

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