【ソフトバンク】出前代行の米ドアダッシュに出資

2018/03/07 10:00
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 レストランからの出前を代行する米ドアダッシュ(DoorDash、サンフランシスコ)は3月1日、ソフトバンクグループを中心とする投資家連合から5億3500万ドル(約570億円)の出資を受けたと発表した。すでにドアダッシュに投資しているセコイアキャピタル、GIC、ウェルカムトラストがソフトバンクグループとともに出資した。

 

 ドアダッシュはウェンディーズやIHOPなどのレストランチェーン10万店舗以上と提携し、料理の出前を行っている。配送は同社に登録した「ダッシャー」と呼ばれる配達員が行う。利用者はスマートフォンアプリ「ドアダッシュ・ドライブ」を使って、料理を注文する。

 

 ドアダッシュは現在、米国とカナダの600都市で出前代行を行っているが、2018年中には1600都市に拡大する予定。また、調達した資金を元に今後、小売業と連携した買い物代行など新たなサービスを展開していく計画だ。

 

 米国においてスーパーマーケットなどと組んだ買い物代行サービスでは、インスタカート(Instacart)やシップト(Shipt)が先行。シップトは米ディスカウントストア大手のターゲットが17年12月に買収すると発表した。

 

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