【ロイヤルHD】低投資・省人化の実験店舗、支払いはキャッシュレスに

2017/11/06 11:00
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 ロイヤルホールディングス(HD)は11月6日、投資額を抑え省人化を進めたR&D(研究開発)型店舗「GATHERING TABLE PANTRY(ギャザリング・テーブル・パントリー)馬喰町店」を東京都中央区にオープンする。

 

 自社のセントラルキッチンを活用することで店内厨房での作業を減らすなどして厨房スペースを最小限にし、店舗面積を35坪(約116平方メートル)に小型化。狭い立地でも客席数を確保できるようにした。厨房で火や油を使わないので、飲食店向けでない物件にも出店できる。

 

 また、支払いはすべてクレジットカードか電子マネーとし、店舗での現金管理業務をなくす。さらに、端末を使って客がセルフオーダーするシステムを導入、店員の作業を削減して業務負担を軽くする。

 

 洋食中心のカジュアルなレストランで、アルコールも提供する。代表的なメニューは、「タコのバジルソース」(税別400円)、「PANTRYハンバーグ」(980円)など。

 

 小規模・低投資・省人化の実験店として運営し、効果を検証するとともに、システムや機器、業務プロセスなどの改善を続ける。

 

 この店舗で検証したノウハウは、「ロイヤルホスト」などグループ内の店舗に展開していく。

 

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