【加藤産業】マレーシアの卸売企業を買収

2017/08/23 10:00
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 食品卸大手の加藤産業は8月9日、マレーシアの卸売企業Lein Hingホールディングス(クアラルンプール)を買収すると発表した。買収価格は非公表。

 

 同社はクアラルンプールおよびマレーシア北部を中心に日用雑貨・加工食品の卸売事業を展開。売上高は11億7000万リンギッド(約298億円)で、現地の主要な小売業との取引関係を築いている。

 

 加藤産業はすでにマレーシアで卸売事業を行っており、今回の買収で存在感をさらに高める。また、アジア地域ですでに事業展開している中国、シンガポール、ベトナムとの連携を進めることで、海外事業展開の強化を図る。

 

 加藤産業の2017年9月期連結業績は、売上高9650億円(前期比1.2%増)、営業利益84億2000万円(6.1%増)を見込んでいるが、今回の買収が連結業績に与える影響はない。

 

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