【ラオックス】成田空港第2ターミナルに出店、空港内6店舗目

2017/08/21 15:00
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 免税店大手のラオックスは8月25日、成田空港第2ターミナルに新規出店する。同空港第1ターミナルや羽田空港、関西国際空港などに続いて、同社としては空港内への出店は6店舗目となる。

 

 出国審査後のエリアに契約面積65平方メートルの店舗を出す。渡航先で必要な旅行関連商品や化粧品、菓子などの土産物、国内外で人気の高い理美容家電などを販売する。

 

 訪日外国人客は増勢が続くが、団体ツアーから個人旅行へのシフトが進んでおり、団体客中心だったラオックスは苦戦が続く。2016年12月期に9億5500万円の赤字だった連結営業損益は17年12月期に20億円の黒字転換を見込んでいたものの、同社は8月14日、これを1億円の黒字に下方修正した。客数、客単価とも当初の計画を下回っていることが要因だ。17年12月期の連結売上高は従来予想を175億円下回り、前期比1.2%増の635億円にとどまりそうだ。

 

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