【ユニーGHD】 役員報酬減額を6ヵ月延長、10~50%
ユニーグループ・ホールディングス(GHD)は12月1日、役員報酬の減額を12月から来年5月までの6ヵ月間延長すると発表した。
同社では2015年2月期連結決算で純損益が24億円の赤字となるなど業績悪化の責任を取って、6~11月の役員報酬を減額していたが、15年3~8月期も最終赤字が続くなど業績が上向かなかったため、減額を継続することを決めた。
減額幅は代表取締役が月額報酬の50%、取締役が10~20%、社外取締役と執行役員が10%。監査役も10%の自主返上を継続、主要事業会社のユニーとサークルKサンクスでも役員(執行役を除く)と監査役の報酬減額を続ける。
同社の16年2月期連結業績予想は売上高に当たる営業収益が前期比1.5%増の1兆343億円、営業利益が3.8%増の210億円、純損益は15億円の黒字転換を見込んでいる。
また、10月にはファミリーマートと経営統合することで基本合意しており、16年9月にはユニーGHDがファミマに吸収合併され、上場廃止となる予定。