【消費支出】 8月は実質2.9%の増加、3ヵ月ぶりのプラス

2015/10/07 00:00
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 総務省が発表した8月の家計調査によると、2人以上の世帯の消費支出は1世帯当たり29万1156円で前年同月に比べて実質2.9%増加した。プラスとなるのは3ヵ月ぶり。

 

 10大費目別では、調理食品や飲料、外食が伸びた「食料」が0.6%の増加となったほか、リフォームなどの「住居」(15.2%増)、「光熱・水道」(6.8%増)、「家具・家事用品」(7.7%増)、「交通・通信」(8.6%増)などが伸びた。「被服及び履物」は4.9%のマイナスだった。

 

 品目別では、月前半の猛暑でアイスクリーム・シャーベット(8.3%増)やエアコン(81.6%増)の伸びが目立った。

 

 一方、勤労者(サラリーマン)世帯の実収入は47万5369円で2.2%の増加だった。実質増加は5ヵ月連続。世帯主の収入は0.7%減で3ヵ月ぶりに減少したが、配偶者の収入が14.7%増えて補った。

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