【全国百貨店】 8月の売上高は2.7%増、5ヵ月連続のプラス

2015/09/25 00:00
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 日本百貨店協会が発表した全国百貨店の8月の売上高は、既存店ベースで前年同月比2.7%増だった。7月の3.4%増に比べて伸び率は鈍化したものの、5ヵ月連続で前年実績を上回った。

 

 猛暑日が続いた上旬は夏物商品が、気温が低下した中旬以降は秋冬物商品がリード役となった。商品別では主力の衣料品は前年並みだったが、身のまわり品(5.5%増)や化粧品、宝飾品などの雑貨(15.6%増)が好調だった。食料品(1.1%減)や家庭用品(1.6%減)はマイナスだった。

 

 訪日外国人向けの売上高は約3.6倍の約172億円に伸び、単月では統計開始以来、過去3番目の実績となった。

 

 大手百貨店の8月の売上高(既存店ベース、確報)は、三越伊勢丹が4.1%増、大丸松坂屋百貨店が6.6%増、髙島屋が4.0%増、阪急阪神百貨店が3.4%増だった。

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