【大手百貨店】 4月の売上高は揃って大幅プラス、前年の反動で

2015/05/07 00:00
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 三越伊勢丹ホールディングスなど上場大手百貨店4社が発表した4月の売上高(百貨店事業の既存店ベース、速報値)は、前年同月に比べていずれも大幅なプラスとなった。

 

 前年4月は消費増税直後で売上げが落ち込んでおり、その反動で伸びた面が大きい。

 

 三越伊勢丹の売上高は前年同月比17.0%増だった。商品部門別では増税後の落ち込みが大きかった宝飾・時計、婦人雑貨などが大きくプラスとなった。店舗別では、訪日外国人客の多い三越銀座店が42.7%増、伊勢丹新宿本店(17.9%増)や三越日本橋本店(15.5%増)も2ケタ増収となった。

 

 他社も同様に売上げを伸ばし、大丸松坂屋百貨店は22.9%増、高島屋(単体)は17.1%増、阪急阪神百貨店は13.0%増だった。

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