【ツルハHD】 営業利益は18.5%増の209億円、15年5月期第3四半期

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 ドラッグストア大手のツルハホールディングス(HD)が発表した2015年5月期第3四半期累計(14年6月~15年2月)の連結業績は、営業利益が前年同期比18.5%増の209億円だった。

 既存店売上高は0.5%減だったが、69店舗を新設(29店舗を閉鎖)した効果で売上高は19.4%増え、3297億円となった。13年12月に買収したハーティウォンツ(広島市)も連結業績に寄与した。

 ツルハHDは今年2月に子会社のくすりの福太郎(千葉県)の一部店舗で、薬剤服用歴を適切に管理していなかった問題が判明、3月末を期限にくすりの福太郎の調剤薬局全店を対象とした薬剤服用歴の調査を行っている。すでに請求した診療報酬のうち適切でないものが判明した場合は、返納する予定だとしているが、通期の業績予想は変えなかった。

 15年5月期は売上高が13.5%増の4410億円、営業利益が16.2%増の280億円を見込んでいる。

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