【米ステープルズ】 同業2位のオフィス・デポを買収、合計売上高は390億ドル

2015/02/09 00:00
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 米オフィス用品専門店最大手のステープルズは2月4日、同業2位のオフィス・デポを買収すると発表した。売上高は390億ドル(約4兆5600億円、1ドル=117円換算)で、オフィス用品専門店として圧倒的な存在となる。

 

 買収総額は63億ドル。ステープルズでは、オフィス・デポとの合併後3年以内で、最低10億ドルの経費削減効果が出るとしている。経費削減によって得られた資金は、顧客への配送サービスの強化やオフィス用品以外の品揃え拡充に充てる方針だ。

 

 両社は1997年に合併を計画したものの、連邦取引委員会(FTC)の承認を得られず断念した経緯がある。オフィス・デポは13年2月に同業のオフィスマックスとの合併を表明、FTCの承認を得て同年11月に合併を完了したばかりで、現在も店舗統廃合などを進めている。

 

 両社の株主であるヘッジファンドのスターボード・バリューは1月、両社に合併するよう呼びかけていた。1ドルショップ大手のファミリーダラーとダラーツリーの合併と同様、今回ももの言う投資家に背中を押された面がある。

 

 FTCの承認を得られれば、両社は15年中に合併を完了する予定。規模拡大によって、アマゾン・ドット・コムやウォルマートなど他業態との競争を勝ち抜いていく構えだ。

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