【キリンビール】　中瓶を約２割軽量化、10年で全数を切り替え

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 キリンビールは国内最軽量となる380グラムのビール中瓶を日本山村硝子と共同開発、11月下旬から九州で試験的に供給を始める。

 瓶の表面にセラミックコーティングを施すことで強度を保ち、従来の470グラムから90グラムの軽量化を実現した。１ケース（20本入り）当たりでは1.8キログラム軽くなり、小売店や飲食店での作業負荷の軽減につながるほか、製造工程と物流工程の二酸化炭素排出量を年間約930トン削減できる。

 2015年秋から全国展開を開始し、10年間で全数の切り替えを完了する予定。

 同社ではこれまで、炭酸飲料向け330ミリリットル瓶やビール大瓶の約２割の軽量化を実現している。