【全国百貨店】 5月の売上高は4.2%減、反動減縮小

2014/06/20 00:00
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 日本百貨店協会が発表した5月の全国百貨店売上高は、既存店ベースで前年同月比4.2%減だった。消費増税前の駆け込み需要の反動減が続いているものの、4月の12.0%減に比べると減少幅は縮小した。前回の消費増税後の1997年5月の5.1%減と比べても減少率は小幅にとどまっている。

 

 地区別では、あべのハルカス近鉄本店など増床・改装効果があった大阪が前年並みを維持したほか、東京が4.3%減、名古屋が4.8%減など、どの地区でも減少率は1ケタにとどまった。

 

 商品別では駆け込み需要で大幅に伸びた美術・宝飾・貴金属(23.2%減)や家具(15.6%減)などは2ケタ減が続いたものの、主力の衣料品は3.9%減、食料品は0.7%減と落ち込みは少なかった。

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