【改正薬事法】 12日から市販薬のネット販売解禁、約1000店が届け出

2014/06/17 00:00
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 改正薬事法の施行を受けて6月12日から一般用医薬品(市販薬)のインターネット販売が正式に解禁された。一部の劇薬や医療用から転じて間もない「要指導医薬品」を除いてほとんどの医薬品がネットで販売できるようになった。

 

 厚生労働省によるとネット販売を行うとの届け出があった薬局・薬店の店舗数は5月末時点で全国1028店舗。同省は4月からネットの医薬品販売状況を監視する「インターネットパトロール事業」を始めているが、6月12日には632店舗の販売サイトを確認し、そのうち306件については販売サイトに表示すべき事項が適切に表示されていないなどルールに適合していない点があったことから、改善指導を行ったという。

 

 大手ドラッグストアや大手スーパー、家電量販店などの一部では従来は取り扱っていなかった「第1類」の市販薬についても販売を始めており、今後、市販薬のネット販売が広がりそうだ。

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