【玩具市場】 13年度は0.6%増の6756億円、2年ぶりのプラス
日本玩具協会の発表によると、2013年度の国内玩具市場の規模は前年度比0.6%増の6756億円となった。プラスとなるのは2年ぶり。
商品分野別では女児玩具が10.5%増の450億円と大きく伸びた。セガトイズの「ジュエルペットダイアモンドプレミアム」やバンダイの「アイカツフォンスマート」などスマホ(スマートフォン)型玩具が牽引した。
男児玩具は「仮面ライダー」の変身ベルトが前年同様に大ヒットしたことなどから1.2%増の416億円となった。分野別で最大の規模を持つ知育・教育玩具もレゴブロックなどのブロックが堅調で、1.6%増の1427億円に伸びた。
一方、スマホ型玩具などに需要が流れたことで、ケータイ・カメラ・パソコン関連などのハイテク系トレンドトイは41.7%減の37億円と大きく落ち込んだ。ジグソーパズル(12.0%減)やぬいぐるみ(5.6%減)も振るわなかった。