【アークス】3~8月期は増収減益、ラルズの不振が影響

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 食品スーパー大手のアークス(札幌市)が発表した2013年3~8月期の連結業績は、売上高が前年同期比8.7%増の2283億円、営業利益が8.3%減の63億円だった。

 昨年9月に岩手県が地盤のジョイス(盛岡市)を連結子会社化したことで売上高は伸びたが、中核企業のラルズの業績不振などで営業減益となった。ラルズが独占禁止法違反で公正取引委員会から12億8700万円の課徴金納付命令を受け、これを特別損失に計上したため、純利益は20.4%減の30億円に落ち込んだ。

 北海道では3月に吹雪きなどの悪天候が続き、5月のゴールデンウイークも低温となるなど、天候不順にたたられた。既存店売上高は1.7%減で食品スーパー業界平均の0.9%減を下回った。

 14年2月期通期の業績予想は従来通りで、売上高が6.0%増の4600億円、営業利益が4.7%増の141億円を見込む。

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