【ツルハHD】 通期業績を上方修正、6~11月期は21%の営業増益
ドラッグストア大手のツルハホールディングスは12月18日、6~11月期の業績が好調だったことを受けて2013年5月期通期の連結業績予想を上方修正した。
売上高は前期比6.9%増の3432億円、営業利益は13.8%増の216億円、純利益は22.0%増の129億円となる見通しだ。従来予想に比べて売上高で36億円、営業利益と純利益はそれぞれ13億円の上方修正となる。
6~11月期はプライベートブランド「エムズワン」の積極的な展開などで利益率が改善したほか、経費削減に努めた結果、営業利益は前年同期に比べて21.1%伸び、117億円となった。また、食品の導入拡大による客数アップや営業時間の延長などの効果で、既存店売上高は7月が前年並みとなったのを除くとすべての月で前年実績を上回るなど堅調だった。
38店舗を新設(15店舗を閉鎖)した結果、売上高は1725億円と7.0%増えた。