【ユニー】３～５月期の純利益は206億円、サークルKS完全子会社化で大幅増
ユニーが発表した2012年３～５月期の連結純利益は206億円（前年同期は22億円の赤字）だった。株式公開買付（TOB）でサークルKサンクスを完全子会社化したことに伴う負ののれん発生益164億円を特別利益に計上したことで、利益が押し上げられた。
営業利益は前年同期比7.1％増の97億円だった。総合小売事業で14.2％減の39億円と落ち込んだが、コンビニエンスストア事業が20.4％増の52億円に伸びてカバーした。
売上高に当たる営業収益は2.8％減の2520億円。総合小売事業が昨年の震災後にまとめ買い需要が伸びた反動などで1.3％の減収になったことに加え、直営店を減らしたコンビニ事業も10.6％の減収だった。