【ユニー】全セグメントが減収減益、特損計上で50億円の最終赤字に

2010/04/12 10:01
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 ユニーの2010年2月期業績は、総合小売業、コンビニエンスストア、専門店などすべてのセグメントで減収減益となり、連結営業利益は前期比47.5%減の210億円に落ち込んだ。減損損失140億円、棚卸評価損40億円など計206億円の特別損失を計上した影響で、純損益は約50億円の赤字となった。

 既存店売上高はユニーが6.7%減、サークルKサンクスが5.6%減と共に大きく落ち込んだ。セグメント別の営業利益は、総合小売業が66.5%減の46億円、コンビニエンスストアが37.4%減の132億円、専門店が2億円の赤字(前期は300万円の赤字)、金融が22.3%減の29億円だった。

 今期はユーストアの統合効果でユニーの営業利益が倍増することなどを折り込んで、減収増益を見込む。11年2月期は営業収益が3.5%減の1兆950億円、営業利益が18.0%増の249億円、純利益は25億円の黒字を予想する。

 同時に発表したサークルKサンクスの10年2月期連結業績は、営業総収入が9.0%減の1941億円、営業利益が33.9%減の151億円、純利益が41.1%減の55億円だった。単体での期末店舗数は19店純増の4958店(エリアFCを含めると6219店)となり、チェーン全店売上高は4.3%減って8521億円となった。

 11年2月期は営業総収入が0.1%増の1943億円、営業利益が5.9%減の143億円、純利益が8.4%減の50億円を予想する。

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