【ユニー】通期営業益予想を303億円に上方修正、前期比44%増
ユニーは2011年2月期の連結業績予想を上方修正、営業利益は従来予想より28億円多い303億円(前期比43.6%増)となりそうだ。ユニー本体の売上げが9月以降、予想を上回っているのが主因。9~11月の既存店売上高は前年同期比1.3%のプラスを達成した。このため、通期の既存店売上高も従来予想の2.6%減から1.0%減とマイナス幅が縮まる見込み。プライベートブランド商品の売上げ増や気温低下による冬物衣料の好調で粗利益率も改善した。
通期の営業収益(売上高と不動産収入などの合計)は従来予想より115億円多い1兆1115億円(2.0%減)、純利益は同じく12億円多い44億円(前期は49億円の赤字)となりそう。
同社が発表した2010年3~11月期の連結業績は、営業収益が前年同期比2.3%減の8224億円、営業利益が85.6%増の247億円、純利益は49億円(前年同期は28億円の赤字)だった。中日ドラゴンズの優勝セールなどでユニー本体の売上げが堅調に推移したほか、夏場の猛暑効果などでコンビニエンスストア事業も好調だった。