オークワ、既存店増収で営業益は56%増、3~5月期
オークワ(和歌山市)が発表した2011年3~5月期の連結業績は、既存店が前年同期比1.3%の増収と堅調に推移し、営業利益は56.1%増の12億円となった。食品スーパー子会社のヒラマツ(和歌山県、7店舗)とパレ(名古屋市、18店舗)も増益に寄与した。
店舗については大型食品スーパーの「名古屋守山店」(名古屋市)、スーパーセンター業態の「坂祝店」(岐阜県坂祝町)など4店舗を新設、営業収益(売上高と不動産収入などの合計)は4.4%増の712億円だった。
減損損失など15億円の特別損失を計上したため、純損益は1億円の赤字となった。
12年2月期通期の業績については従来予想を据え置き、営業収益は2985億円(2.9%増)、営業利益は70億円(7.8%増)、純利益は20億円(34.0%減)を見込む。