【ビックカメラ】純利益は69%減に、ベスト電器大幅赤字の影響で
ビックカメラは1月12日、2010年8月期の連結純利益が前期比68.6%減の16億円になりそうだと発表した。従来予想では60億円の純利益を見込んでいたが、持ち分法適用会社であるベスト電器がリストラ費用計上によって純損益が大幅な赤字に陥ることから、営業外費用として44億円の投資損失を計上することになったため。ただ、エコポイント制度が追い風となってテレビ・冷蔵庫などの販売が好調なこともあり、10年8月期通期の連結売上高は前期比1.0%の5950億円、営業利益は18.6%増の105億円と堅調に推移しそうだ。
同時に発表した09年9~11月期の連結決算は、売上高が前年同期比0.8%減の1374億円、営業利益が約3倍の19億円、純損益は9億円の赤字(前年同期は12億円の赤字)だった。