ホームセンターの11月は客数が前年割れで 既存店売上高マイナス続く

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雨上がりの都内を歩く人々
客数に関して全社前年から落ち込み、客単価でマイナス分を補ったというところが多い 都内で2月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

 主要ホームセンターの11月の月次業績が出揃った。

 アークランドサカモトとジュンテンドーを除き、既存店ベース売上高は前年同月比でマイナスとなった。特に客数に関して全社前年から落ち込み、客単価でマイナス分を補ったというところが多い。前年より日曜日が1日少なかったことも影響した模様だ。

 コメリによると、11月は気温の低下と雪への備えから、防寒用品、除雪用品が好調。またプロのニーズや住まいの環境改善ニーズの高まりは継続しており、資材・建材、園芸・農業用品の販売は堅調に推移しているものの、マスク等の衛生用品や昨年の秋以降売上を伸ばした加湿器は反動もあって低調だった。

HC 11月業績前年同月比

  既存店 全店
売上高(21年) 売上高(20年) 客数 客単価 売上高
コメリ ▲ 0.4 3.8 ▲ 5.2 5.1 1.4
DCM ホールディングス ▲ 4.5 7.1 ▲ 6.5 2.1 ▲ 6.0
コーナン商事 ▲ 1.5 8.8 ▲ 3.8 2.4 0.9
ジョイフル本田 ▲ 2.5 0.9 ▲ 7.6 5.5 ▲ 2.4
ナフコ ▲ 7.5 6.5 ▲ 9.6 2.3 ▲ 7.9
アークランドサカモト 1.4 13 ▲ 5.2 7 2.1
ビバホーム ▲ 9.5 10 ▲ 7.8 ▲ 1.9 ▲ 4.4
ケーヨー ▲ 9.2 6.1 ▲ 9.1 ▲ 0.1 ▲ 9.9
ハンズマン ▲ 12.7 15.8 ▲ 9.9 ▲ 3.1 ▲ 12.7
アレンザホールディングス ▲ 1.0 7.1 ▲ 5.5 4.8 0.1
ジュンテンドー(HC店舗) 0.9 3.9 ▲ 2.3 3.3 1.8
イオン九州(HC店舗) ▲ 2.3 17.2 ▲ 0.6 ▲ 3.6

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