売れる店長と売れない店長の 決定的な違いとは!?

2019/04/29 05:00
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    売れない店長は、必ず”他責”をする

     では話を現場に移しましょう。私は売れない店長の店の終礼によく参加をします。この時に「なぜ今日も目標予算に届かなかったのですか?」と私は聞きます。

     ここで、あなたの店がもし未達成だとしたら終礼時に私に質問されたらどう答えますか?ちょっと考えてみてください。

     いかがでしょうか。

    「集客がなかったから」
    「セール後で落ち着いてしまったから」
    「ターゲットに合っていない店づくりだから」
    「ライバル店が多すぎるから」

     と人や環境のせいにしていませんか?もしそうだとしたらあなたの店は永久にこれから繁盛することはないでしょう。なぜなら、他責から成功することはほとんどといってもよいほどないからです。

     例えばリニューアルや何かの特需により、集客がアップするかもしれません。しかし、それはあくまでも一時的です。平時に戻れば同様に売上も落ちていきます。

     先日飲食業のクライアント先でもこんなことがありました。

    「今回のリニューアルを機に大きく変わりたいんです!」と店長は意気込んでいましたが、私がリニューアル前の今の売上状況についてヒヤリングをすると、

    「店が古いので売上不振にあえいだ」
    「近隣に新しい店が沢山あるので」

     とリニューアルすれば売上が上がってすべての夢がかなうような口ぶりだったのです。

     そこで私は「おそらくリニューアルしても売上アップはもって2か月でしょうね。なぜなら……」と他責にする体質の店長の考え方に問題があることを伝えました。その結果、考えを改め、こんな発言をしてくれました。

    「すみませんでした。まずはリニューアルするまでの間にできること(改善)を最大限やってリニューアル準備に入ります。そうですよね。今しっかりと数字作らないと未来に繋がらないですよね」

     まさにこれです。この考え方がとても大切なのです。

     ではなぜ、他責にすると売上はあがらないのでしょうか? どうすれば売れる店長になれるのでしょうか? その理由とやり方は、明日、公開します。

     

    なりた・なおと
    19歳でABCマートアルバイト個人売上日本一を獲得。マネージャーになり昨年度対比1位、2位の原動力となる。その後、PC専門店PCデポに入社し、7ヶ月で個人売上1億円を達成。翌年、「良い」よりも「成果が出る」をモットーに小売・サービス・飲食業専門コンサルティング会社「株式会社FamilySmile」を創業。現在は、一部上場企業を中心にコンサルティング・研修・講演を手がけ多くの店舗で昨年度対比120%を達成。中には、3年で売上2倍になる店も続出するほどコンサルティングには定評がある。その功績が認められ日本三大褒章の一つ中小企業のノーベル賞と言われる「東久邇宮文化褒章」を受賞。セミナー講師ナンバーワン決定戦「S-1グランプリ」初代グランプリを獲得。

     

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