ウェザーニューズ、製造業・小売業向けに気象データセットを販売
ウェザーニューズは、製造業や小売業向けに商品の需要予測やデータ分析に活用できる気象データセットの販売を始めた。天気や気温、降水量など商品の売れ行きに影響があるデータを1キロメートルの区画ごとに提供する。
同社は、約5万店の大手コンビニエンスストアに気象データを提供しているが、近年は食品メーカーやスーパーマーケット、ドラッグストアなどでも気象データに対するニーズが高まっていることから、データセットの販売を始めた。
データセットはクラウドサービスとして提供する。利用する製造業や小売業は、クラウド上の気象データを自社のシステムとAPI(アプリケーションプログラミングインターフェース)で連携させ、商品の需要予測や来店客予測などに活用することができる。
データセットは、天気、気温、降水量のほか風向、風速、気圧、湿度など1時間ごと、1日ごとの気象予測で構成される。12月末までの期間限定で、6カ月分のデータを無償で提供するという。