コロナ対策にも役立つ、消費者の行動変化をデータで分析、販促に活かす
百貨店が取り組む顧客理解・販促施策のためのビッグデータ活用
位置情報ビッグデータをAI解析し、消費者の行動傾向を視覚化、効果的な販促活動に活かす
ECの台頭やオーバーストア化、人口減少などで小売業の競争は激化の一途を辿る。顧客の行動分析や潜在的な顧客の発掘など、競争で優位性を獲得するために小売業が取り組むべき課題は多い。市場が変化する中で、販売促進や店舗集客、エリアマーケティングの手法も改善を続けなければならない。まず取り組むべきは消費者の行動トレンドを正確に把握し、そこから販促や広告など有効な施策を展開するためのAIツールの活用だろう。
クロスロケーションズがサービスを提供する「Location AI Platform™」は、消費者のリアル行動を可視化することで、従来は見えなかった行動傾向や分布傾向から、実勢商圏の把握や広告出稿、効果計測を含めた、新たなマーケティングプラットフォーム。個人情報を取得せず、スマホユーザーが使用する様々なアプリから得られる位置情報をAIで分析し、居住地や勤務地、よく訪れる場所などを推定。これにより最適地への出店計画やイベント、品揃え、販促施策までサポートするサービスだ。ベースとなるデータは、国内最大級2000億レコードを保有し、施設店舗データは約800万カ所に及ぶ。
小田急百貨店では新宿オフィス街で働く人の行動分析にも活用
小田急百貨店も「Location AI Platform™」を導入・活用する1社。小田急電鉄のグループ会社である小田急百貨店では、鉄道会社ならではの強固な顧客との関係をベースに、顧客分析やマーケティング活動を推進してきた。今回は、新たに本サービスを活用して全来館者の想定居住地や行動分析を可視化し、お客様一人ひとりのニーズに合わせた最適な情報提供ができるようになった。
その取り組みをまとめた特別レポートを以下から提供している。
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