ロイヤリティ マーケティングとアクセンチュアが協業、データ主導型マーケティングを支援

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティングは12月19日、アクセンチュアとデータを活用したマーケティングの高度化を推進するため協業することで合意した。

両社はロイヤリティ マーケティングが保有する9,000万以上のID基盤とアクセンチュアのコンサルティングノウハウ、アナリティクスや人工知能(AI)の知見をかけ合わせたデータ主導の戦略立案や実行を推進していく。

両社は協業を推進するため、ロイヤリティ マーケティングの子会社再編により2020年1月に発足するビヨンド・ザ・データ(以下「BTD」)に両社の知見やノウハウなどを組み込み、データ分析の中核組織として、分析のみならず、データ活用コンサルティングまでを包括的にサービス提供できる体制を強化する。

BTDはロイヤリティ マーケティングの会員基盤を活用したデータだけでなく、事業者が蓄積してきたさまざまなデータを信頼、倫理、セキュリティなどを担保した形で活用し、データ主導による戦略立案や実行から運用に至るまでの業務プロセスをエンド・ツー・エンドで支援するサービスの強化を目指す。さらに、アクセンチュアはさまざまなデータ分析を担うデータサイエンティストら専門的な人材や知見、AI基盤、アルゴリズムなどを提供し、データを活用した事業変革などを推進できる人材の育成も支援していく。

両社の協業の取り組み内容には、店舗やオンラインでの購買データなどを含むさまざまなデータを適切に活用しながら、顧客ニーズの特定につながるインサイトの抽出、顧客エンゲージメントを維持するための分析基盤を構築するとともに、将来的には生産現場における需要予測や、販売・在庫データに基づく発注最適化など、企業のコスト削減にもつながる施策も推進するほか、複数の事業者との連携を通じた新たな事業・サービスの創造を支援していく。

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