ハイブランドが熱視線!メタバース「ZEPETO」でデジタルファッションが売れる理由とは
理想のスタイルを求める女性ユーザーが支持
ZEPETOはアバター制作にフォーカスしたサービスとして、2018年3月よりスタートした。「個性あるアバターにするためには髪型や体型やメイク、服装などの機能が必要で、その点にこだわった。結果的に、ファッションやメイクに関心のある若い女性ユーザーが多く集まったのではないか」(加嶋氏)
他社では2Dや2等身のキャラクターが多いが、ZEPETOでは現実と近い、しかもモデル並みの8~9等身の姿で活動できる。
「仮想空間では、なりたい自分になれる。現実では買えない高い服でもデジタルコンテンツなら数百円から買え、体型も自分の理想にできる。現実とは違うバーチャルな人格として活動できることを魅力に感じてもらえていると思う。また、アルファ世代やZ世代は価値観が多様化していて、好きなものもさまざま。好きなものでつながれる場所も求められていると感じている」(同)