オーケーが関西3号店「南武庫之荘店」を開業 EDLP+地域対応さらに進化!
オーケー(神奈川県)は9月18日、関西3号店となる「オーケー南武庫之荘店」(兵庫県尼崎市:以下、南武庫之荘店)を開業した。オーケーならではの「高品質・EverydayLow Price」の販売施策をベースに、地域対応も強化している。

関西での「中型フォーマット」の成否を検証
南武庫之荘店は阪急神戸本線「武庫之荘」駅からクルマで7分の場所にある。スギ薬局 (愛知県)が運営していたディスカウントストア「ジャパン尼崎店」跡地への出店だ。
南武庫之荘店は「高井田店」(大阪府東大阪市)、「西宮北口店」(兵庫県西宮市)に続く関西3号店となる。売場面積は300坪と、オーケーとしては中型店に位置づけられる。同社の二宮涼太郎社長は「関東で主力とする中型フォーマットが関西市場でも成立するか、南武庫之荘店で検証する」と話す。
地場産の丸魚、地元銘柄豚……地域対応をさらに強化
売場に目を向けると、南武庫之荘店では地場産商品の展開を強化している。鮮魚売場では、関西の既存店では扱ってこなかった地場産の丸魚を導入。現在は、垂水漁港や明石浦漁港などで水揚げされた鮮魚を扱っており、取材日は「かさご」「真鯛」「舌平目」などが並んでいた。

精肉売場では、兵庫県三田市で肥育される銘柄豚「三田ポーク」をオーケーとして初めて展開。取材日には「兵庫県三田ポーク バラ極うす切り」や「兵庫県三田ポーク バラブロック」などを販売していた。

牛すじ肉も強化し、「国産和牛(黒毛)」「豪州産」「国産牛」、冷凍の4種類を取り揃えている。このうち「国産牛」は、南武庫之荘店で初めて導入した商品だ。精肉担当者は「関西では牛すじ肉を煮込み料理などに使う習慣があり、高井田店や西宮北口店では牛すじ肉の売れ行きが好調だ。そのため、首都圏店舗よりも商品数を拡大している」と説明する。






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