店内調理の総菜も充実、「ふだん専門店」標榜する無印良品板橋南町22の実力とは

取材・文:松尾 友幸 (ダイヤモンド・チェーンストア 記者)
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無印良品板橋南町22

無印良品 板橋南町22

〒173-0027 東京都板橋区南町22-14
電話:03-6909-4511
東京メトロ副都心線「要町」駅より徒歩約8分

見どころ
▶初導入した「駐車場受け取りサービス」
▶店内調理の総菜や弁当
▶拡張パーツを作成できる「3Dプリンタ工房」

無印良品板橋南町22 成松宏晃店長
成松宏晃店長
「人と地域がつながるコミュニティセンターとして、地域になくてはならない店舗をめざします」

 良品計画(東京都/堂前宣夫社長)は2022年11月17日、東京都板橋区に「無印良品 板橋南町22」(以下、板橋南町22店)をオープンした。

 板橋南町22店は東京メトロ副都心線「要町」駅から徒歩約8分の場所に位置する。同店は4階建てで、売場面積は3924.36㎡。規模としては「無印良品 東京有明」(東京都江東区)、「無印良品 銀座」(同中央区)に次ぐ、関東最大級の店舗だ。

 同店のコンセプトは「ふだん専門店」。無印良品のほぼすべてのアイテムを取り扱い、なかでも食品やキッチン用品、トイレットペーパーなど日常生活で使用する商品群を強化している。店名に番地の「22」を付けた理由を、成松宏晃店長は「ここは豊島区との境で、『ほぼ池袋』と言う人もいるが、地域密着を進めるうえで土地の住所を含めた。また、カーナビに店名を入れればそのまま住所が出ることや、今年が2022年であること、板橋区と豊島区、あるいは地域と無印良品を重ねる“二重に”という想いも込めた」と話す。地域住民の日常的な利用を基本としつつ、駐車場を有する都心部立地の単独店であることから週末の遠方からの来店を想定し、基本商圏は約150万人が居住する半径5㎞圏内に設定した。

 板橋南町22店には、地域住民の生活を支えるさまざまなサービスが導入されている。店外には、24時間商品を受け取り

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取材・文

松尾 友幸 / ダイヤモンド・チェーンストア 記者

1992年1月、福岡県久留米市生まれ。翻訳会社勤務を経て、2019年4月、株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア入社。流通・小売の専門誌「ダイヤモンド・チェーンストア」編集部に所属。主に食品スーパーや総合スーパー、ディスカウントストアなど食品小売業の記者・編集者として記事の執筆・編集に携わる。趣味は旅行で、コロナ前は国内外問わずさまざまな場所を訪れている。学生時代はイタリア・トリノに約1年間留学していた。最近は体重の増加が気になっているが、運動する気にはなかなかなれない。

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